2009年8月29日土曜日

ヨットレース

 アメリカズカップの名門のひとつ、ニューヨークヨットクラブの本拠地のあるのがニューポートという場所で、我が家からくるまで2時間ほどのところになります。そのためか?当地もヨットが人気のスポーツのひとつとなっているようです。
 ウッズホールでも毎週水曜日がレースの日となっているのですが、2週続けて水曜日が悪天候だったため、本日金曜日にレースが行われることになり、私もバランサーとして参加させてもらうことができました。
 今日、参加させてもらったレースは100年の歴史があるそうです。7月8月を1シリーズ、9月10月を1シリーズとして順位を争い、トップチームにはカップが与えられるという、まさに、アメリカズカップのようなことが行われているようです。今日は、前半のシリーズ最後の日とあって、参加艇は8隻と少なかったのですが、スタートからなかなかエキサイティングで、良い経験をさせてもらいました。こんな経験をさせてもらってしまうと、ヨットが欲しくなってしまいます。
本物の銃でスタートの合図とは、アメリカらしいというかなんというか??もちろん弾は入っていません。
スタート直前、スタートラインぎりぎりを併走するヨット。わが艇は、スタートは1番手だったのですが、その後のコース取りを失敗してしまい、4位でのゴールとなりました。

ハリケーン接近!緊急事態!

 この週末はハリケーンがやってくるらしい。昨日(木曜日)から、みんながなんかそわそわしている。MBLの食堂の机には、ハリケーン接近を知らせるための通知書がおいてあり、職場のビルの1階の人は、床上の電気機器を机の上に置き、帰宅の際にはすべてのプラグを抜くように指示が出された。なんかすごいことになるらしい。。。と不安とちょっとした好奇心が芽生える。
 が、今日になり、どうも大したハリケーンではなくなり、熱帯低気圧崩れの到来で終わりそうだとのこと。安全に越したことはないのですが、ハリケーンというものを見てみたい気もした。。。
机の上に荷物を上げる1階の人たち。なんかすごいになるらしい?
嵐の前の静けさ?高層雲が棚引いています。国旗が半期なのは、ケネディー元大統領の弟さんが亡くなったからだそうです。
カテゴリー1のハリケーンが接近。。。。ということで、みんなの台風への準備の様子から、カテゴリー1って1番すごいのかな?と思いきや、実は5段階のうち、最も下のレベルでした。

再び夜釣り

 オーナーの娘婿さんが釣りに行って新鮮な魚を入手したいというので、再び夜の海に出動。この日は、ブルーフィッシュが入れ食いに、時折サバ、そしてこの日は、マメアジが10尾ほど釣れました。またメッキも1尾混ざっていました。とりあえず、サバは〆鯖に、アジは刺身に、ブルーフィッシュはから揚げ用ににんにくしょうが醤油につけました。
〆鯖用に、塩漬けにしたサバ。先週よりも少しサイズアップした様な気がします。
下処理を終えた、ブルーフィッシュと、刺身前のアジ、それと娘婿さんがグリルで焼く用の大きめのブルーフィッシュ。

2009年8月28日金曜日

コークデッキ

 6月に出かけたフェンウェイパークの野球観戦に、再び出かけることに。今回の席は、一席25ドルというか一人25ドルの立見席。前回の観戦から、懲りずにもう一度とネットで探し続けたところ、この日の立見席でなんとか4人分を確保することが出来た次第です。
 さてさて、立見席。ネットで検索しても情報がほどんと得られず、一体どんな所かいな?と、一抹の不安を抱えながら、球場へ。
 到着してびっくり。とても素敵なデッキでした。おそらく球場で一番高い位置ではないでしょうか?通な人はきっとこういう場所を選ぶ?のかもしれません。子連れの私たちにとっても、子供が前の椅子を蹴ることもなく、通路に出るのに他の人に気を使うこともなく、子供が自由に歩きまわれるという意味では、なかなか良い環境でした。下手に、屋根下の席で柱を気にしながら試合を観戦するよりも、テレビカメラと同じ視線で野球を観戦できるこのデッキの方が、いい感じがしました。
 しかし、暴れる子供を半分抱っこするような感じでの観戦はやっぱり大変!でした。しかし、大人だけの観戦なら、コークデッキはお勧めできます。なんせ安いのが一番です
立ち見席ではありましたが、デッキのスペースには、ちゃんと椅子とテーブルがありました。試合中、ここに座る人はいませんでしたが、、、

コークデッキからの眺め。視界を遮る物が何もなく値段の割りに、いい眺めでした。

すぐ隣はカメラマン。

そして、左手にはグリーンモンスターのスペシャルシート。この日は8回までにここに2本のホームランが飛び込みました。

試合は8階の裏の攻撃が始まるところで2対2の同点。終わりまで見たかったのですが、最後までいると帰宅ラッシュで身動きが取れなくなる可能性が高いので、後ろ髪を引かれつつ球場を後に。実は9階の裏にホームランが出て、劇的なサヨナラ勝ちを収めたそうです。最後の勝利の感動まで味わいたかったところです。。。。

魚売り場@チャイナタウン@ボストン

 昨日は再び、フェンウェイパークへ!その前に、せっかくなのでボストン観光をしました。今回の行き先は、チャイナタウン。あわよくば、中華まんでも食べられるかもと期待しながらボストンのダウンタウンへ向かいました。まずは、パーキング探し。なかなか空きが見つからず、かれこれ30分ほどダウンタウンを徘徊する。見るものすべてが新鮮なので、道に迷っても何かと楽しいものでした。
 無事に、パーキングを見つけ、いざチャイナタウンへ。
これがおそらくチャイナタウンのメインゲート?どことなく横浜中華街の入り口に似ています。この門をくぐった瞬間から、まるでこの町はシンガポールか?というくらい、中国語らしき言語が氾濫していました。
さてさてこの中華街、横浜中華街のように軒先で中華まんを売っているような感じではない。ガイドブックには、新鮮な野菜、アジアの食品が安く手に入るなんて書いてあったが、そのような雰囲気はまるで感じられない。そんな中、いかにも中国といった感じのスーパーを発見しました。
ちょっと胡散臭い名前ではあるが、何かを期待させる名前のスーパーです。
中にはると、そこはまるで東南アジアのスーパーそのもの。また、日本の食材もたくさんおいてありました。うどん、そば、カレールー、みりんなど、寿屋無き今、このようなお店を見つけられたことに思わず感動してしまいました。
また、特に驚いたのが、鮮魚の取り扱いの数。アメリカにきてこれほどの数の魚が売られている場所はほかに見受けられません。あきらかに肉売り場よりも魚売り場のほうが広い。活魚水槽までありました。気になる魚種は、サバ、イボダイ(バターフィッシュ)、ボラ、カイワリ、カレイ類、サワラ、アマダイ、スミイカ、クロダイなどなど様々な魚が売られていました。気になるお値段ですが、その大半が面白いことに、1ポンド当たり1ドル99セントでした。
また、コイ、ナマズなど活魚もあり、その中でも特に高価だったのが、ウナギでした。白と魚辺に善でウナギなのでしょか?
1ポンド当たり約11ドル。明らかに餌用のウナギのほうが安いですね。
なんか、久しぶりに本格的な魚屋さんを見た気がしました。というかアメリカに来て初めてお頭付きの魚が売られているのを見ました。

2009年8月26日水曜日

大西洋のシラスウナギ

 今日は、ケープコッドを離れて、UMASSへでかける。5月のトロール調査のときに知り合った方の所属する研究室で、ウナギの研究をしている人がいるか見に来ないかと前々から誘われていたのがやっと実現したといった感じです。
 アナゴもそうですが、ウナギも色々となぞの多い魚で、シラスウナギは室内で飼育するとほぼ100%オスになってしまうとこと。一体何が、そうさせてしまうのか?ストレスか、はたまた何か環境中に含まれる化学物質なのか?それを解明するための研究などが行われていました。
 ちなみに、日本のウナギの研究は、やはり世界的にもトップクラスのようです。本家の塚本先生他、色々な研究者の名前が出てきました。
水槽で泳ぐシラスウナギ。
まるでウナギの寝床のような建物郡。芸術家が設計したそうですが、メンテナンスも大変だそうです。

2009年8月25日火曜日

釣り三昧

 朝食中に、「今朝は職場にいますか?」と一緒に仕事をしている仲間からメールが来た。「イエス」と返事をすると。今から釣りに行こうとのこと。てっきり仕事の打ち合わせかと思ったら、そうではなく、今日は天気が良いのでオフィスで仕事なんてしていたらもったいないとのこと。彼曰く、「仕事は大風でも、大雨でも、日曜日でもできるが、釣りは天気の条件が整った日にしかできない」と、妙に納得してしまう理由に誘われて、私も出動することに。狙いはカツオ。釣り場は、高級保養地?と称され、本日からオバマ大統領が夏休みのために訪問中のマーサズ・ビンヤード島の沖。

 釣り場に着くと、複数のボートがいて、ちょうどカツオが跳ねて小魚を追っているところでした。これはすごいと興奮して、ルアーを投げるが、いつも右でリーリングをする私のとって、左でのリーリングにセットされたリールでのリーリングはどうもぎこちなく、なんかイマイチぱっとしない。結局、カツオの群れはいまひとつ継続的に現れないため、漁場を変える。

 今度は、ケープコッドのマシュピーの沖合い。ここには海峡の真ん中に水深5mほどのバンクがある。ここは面白いことにバンクの上は、波がなく、エッジの部分はひどく荒れた状態になっている。海がきれいに二つに割れている感じがする。
 ここでは水面で跳ねるブルーフィッシュの群れを追いかけながらキャストを繰り返し、なんとか1尾をゲット。結果的にはこの1尾で今日は終わってしまいました。

 さてさて、明日は、魚料理好きの知り合いを訪ねるということで、夜は、〆鯖用のサバを釣りに。MBLに勤務する、日本人研究者の方もイカ狙いで遊びに来ていましたが、イカは駄目だったようです。結果的に、今宵は、サバ、ブルーフィッシュ、バターフィッシュに新顔としてアジが2匹釣れました。小物釣りとは言え、夜の釣りもなかなかバラエティーに富んで面白い感じです。
ポイントに着くと数隻の船が、カツオの群れの出現を待っていました。陸っぱりで狙っている人もビーチに数名いました。
まるで潮目のように海の様子が異なる、バンクのエッジ部分。ここにも数隻のプレジャーボートがいました。
本日ゲットしました、ブルーフィッシュ。50cm近くあったでしょうか?やはり陸っぱりで釣れるやつよりも大きく、引き味も良かったです。もちろん味も◎!今晩は半身を刺身に、残りはバターと塩で味付けし、ジャガイモと玉ねぎのスライスをかぶせてホイル焼きに。これが意外とこちらの人に好評でした。
そして、夜の成果は、サバが8尾ほど、ブルーフィッシュが10尾、バターフィッシュが3尾、アジが2尾となんとか目標は達成できた感じです。

2009年8月23日日曜日

嵐の前のなんとやら

 明日、日曜日は天気が良くないようだ。大型の低気圧がケープコッドの沖合い通過するらしい。ということで、「時化る前は魚が良く釣れる」ということを聞いたことがあるようなないような、勝手な思い込みで夜釣りに出動する。今日は、娘ではなく、オーナーの娘婿のベネズエラ人アンデュルーさんとの釣行。狙いはとりあえず、ブルーフィッシュとサバ。アンデュルーさんはアメリカでの釣りは初めてということで、やる気満々。しかも、シンプルに竹竿で釣るというのにも興味津々。かれこれ半年ほどアメリカの釣りを見てきましたが、釣り場はもちろん、釣具屋さんにも延べ竿をおいてある姿は見ませんでした。なので、彼はリール無しの釣りというのに殊の外、感銘したようでした。なんせ、リールを竿を一式購入すれば、安くても30ドルほどはするので。。。
 といことで、釣り開始。今宵から、低気圧の影響で天気は下り坂という予報が出ていたためか釣り場には我々しかおらず、出だしから、サバとブルーフィッシュの入れ食いが続きました。一発勝負の大物狙いもとりあえず挑戦、、、すると、投入して数分でこちらにも当たりが。上がってきたのは35cmほどのブルーフィッシュ。ブルーフィッシュを餌にブルーフィッシュ!と序盤は好調だったのですが、しばらくすると、当たりがぱったりと止まり、おまけに強い雨が降り始めたので、今宵は、そうそうに退散いたしました。
 アンデュルーさんはやる気満々で明日も行こうとのこと。天気がよければよいのですが。
とりあえず、サバは定番の〆鯖に。大きなブルーフィッシュは、アンデュルーさんがグリルで焼きたいということで、焼くことに。小さなブルーフィッシュはから揚げにでもしようかな。

2009年8月21日金曜日

負け越し?

 16日にストライプバスと思しき魚に,活餌を持ち去られてから,漁師根性に火がついてしまい,気が付いたら,結局,土,日,月,火,水と5日連続で夜中の海へ出動してしまいました。。。気になるその成果はというと。

17日
昨日,同様に小物を釣りつつ大物狙い。小サバを餌にしていたら,見事に頭だけが残された状態に。おそらくブルーフィッシュかと思われます。










17日は,大型のブルーフィッシュが回遊していたようです。私は釣れなかったのですが,他のからから1尾頂きました。18日の晩御飯はブルーフィッシュの刺身と〆鯖。










18日
今宵もまた,大物狙いで出動する。しかし,釣れたのは昨日に引き続き小物ばかり。新顔としてはバターフィッシュとケンサキイカ。イカは,大物狙いの仕掛けの魚のぶつ切りにくっつて来ました。









19日晩御飯。大西洋刺身4点盛り。嫁さんも新鮮な刺身に上機嫌。












19日
懲りずに出動。すべての釣りに同行した娘は,行きの道のりでダウン。この日は,餌木まで購入して,やる気満々で望むが,イカの姿が見られない。大物の当たりもない。ということで,本日の成果は小サバと小ブルーフィッシュ。いずれも〆鯖と刺身でいけますが,大物とイカが釣りたかったところです。。。。気持ち的には,すべて思惑が外れの負け越し?といった感じです。

2009年8月17日月曜日

リベンジ

 昨夜(土曜日)の結果に納得行かず、再度、夜のドックへ!昨日よりも風は弱く、コンディションとしては、一昨日(金曜日)に近い感じ。街灯の下を眺めると、ブルーフィッシュらしき魚が群れを成して泳いでいる様子が確認できました。これはいけると、早速、子供の竹ざおで釣りを開始。すると早速当たり。そして15cmほどのブルーフィッシュを無事に釣り上げる。
 そして、今度は、昨日実行できなかった、活餌の泳がせ釣り。投げ竿に、手作りの浮きを付けて釣れたてのブルーフィッシュを餌にキャストする。
 引き続き、小魚釣りに励む。とりあえず、おかずは釣らねばと意気込む。が、、、後が続かない。どうも食い気がないらしい。さっきの1尾はなんだったのか?時々魚が餌の前で止まるが、どうも食い込まない。そこで、切られてもともとと、ハリスを細い物に変える。すると先ほどまで咥えもしなかった餌に頻繁にアタックするようになりました。そして久々の2匹目を上げる。が先ほどとちょっと違う。なんと20cmほどの小サバでした。これなら数を釣ればおかずになると、喜び釣りに励む。
 そして、サバ釣りに夢中になっていたとき、沖のほうで大きな水音が!!!なんと私の浮きが水面から飛び上がっているではないか。慌てて竿をつかむが、時すでに遅し。餌だけ食われて逃げられてしまいました。ハリスには、見事な傷跡。おそらくフッキングしたとしても、最後までもたなかったかもしれません。
 こんなことになろうとは。。これだから釣りはやめられないし、毎日いかないと何が起こるかわからない。。。。
今宵の成果!サビキさえあれば、この手の魚はもっと簡単に、大漁に釣れるのですが。。。しかし、竹竿で1尾ずつ釣るというのもまた趣があっていいものです。とりあえず、〆鯖にでもしようかな。
傷だけ残ったハリス。次回こそは、フッキングさせて、ランディングまでもって行きたいです。

やはり海は難しい

 昨晩(金曜日)の日本人釣り師の話と、昨晩(金曜日)の海の状況を見て、これならとばかり、家族を連れて夜の海へ繰り出す。が、、、、昨夜とは異なった風向き?そのためか、待てど暮らせど魚は街灯に集まってくる気配がしない。。。。。
 21時過ぎ、ようやく当たりが。浮きが消し込む。すばやく合わせるも、ばれるというかすっと上がってきてしまった。よく見ると針がない。。。ブルーフィッシュの仕業と思われた。いよいよ回ってきたた魚たちと勇んでハリスを太くする。
 がそのあとぱったり当たりが止まる。結果、22時30分まで粘って、Sucp1尾という惨憺たる結果に終わりました。そのような状況の中、22時過ぎにやってきた中国系のグループの一人がウナギを釣り上げる。私が興味深げに眺めていたら、譲ってくれました。これは有難く、蒲焼にして頂きました。

海で釣れたので海ウナギ?開きにした際に、生殖腺を確認したところ、未成熟のメスと思われました。
蒲焼。見た目は完璧なのですが、ちょっと身が固くなってしまった。天然物は身が固いというから、こんなものかな?

2009年8月15日土曜日

有難い話

 今日は、MBLに勤める方のお誘いで、MBL主催で行われる夜の講演会に参加する。なんでも14日は昨年ノーベル賞を受賞したマーティン・チャルフィー氏が講演者ということで、このような機会はめったにないということ。同じく昨年ノーベル賞を受賞した下村脩氏が発見した緑色蛍光タンパクなるもを、生化学の分野に普及させたのが、この方らしい。印象に残る言葉として、「科学の進歩は積み重ねである。学生やポス博は、研究室の改革者である。基礎研究は必要不可欠なものである。日常の生活すべての中に研究がある。」とても有難いお話でした。
 さてさて、講演終了後、ドックに立ち寄る。こちらでは複数の釣り師が。アジア系の釣り人に話しかけると、実は日本人。ということで、色々と釣りの情報を聞き出す。
 今日は、ヒラメとブラックシーバスが釣れているとのこと。ヒラメはイカの切り身を餌に、底をゆっくりと引くだけで釣れるそうです。また、街灯の明かりにはバターフィッシュ(イボダイのような魚)が集まってきており、いかにも簡単に釣れそうな感じでした。やはり釣り場にはマメに足を運ばないといけないですね。おかげで有難い話を聞くことができました。明日の夜は私も挑戦してみたいと思います!!
二人のノーベル賞受賞者がそろう。ミーハーな私のとってはまたとないシャッターチャンス!













私のとって本当に有難い話ってこちらの方?良い方のヒラメが上がっていました。

2009年8月12日水曜日

駐車違反

 研究所界隈の通りは、すべてパーキングになっている。基本的に1台2時間まで、15分25セントだから2時間200円という算段。うっかりこれを過ぎると、10ボックス(ドル)の罰金になります。日本の15000円と比べるとずいぶん安いのですが、これがボストンのような都会になると値段が変わるそうです。
 引き揚げ桟橋の界隈も、路駐スペースは結構あるのですが、しばし反則切符が切られている光景を見かけます。知り合いは、港の中に停めていて、鍵をかけられてしまい出られなくなって困っていました。良い釣り場と無料駐車場が一緒になったような場所ってなかなかないですね。。。
 今日は、職場の水族館に娘の幼稚園のサマースクールのご一行様がやってきました。水族館は無料なのですが、車を停めるところがないというのがネックです。土日は職場の駐車場が開放されるのですが、土日は休みの水族館。なんとももどかしい。

アメリカの反則切符。日本のようにシールではなく、ワイパーにはさむだけです。風で飛んでいったらどうするのでしょうか??

11時の開館とともに大勢の家族連れが。その中に、フィールドトリップの御一行も。

2009年8月9日日曜日

不幸中の幸い

 昨晩(金曜日)、子供が早く寝たので釣りにでかける。この間みかけたストライプバスが忘れられず、とりあえずドックへ向かう。
 ドックの先端で第一投、そして、ストライプバス狙いの仕掛けの準備にかかる。その間、さっそく竿先には小刻みに当たりが。とりあえず余裕をかまして放って置く。これがいけなかった。一段落つき、餌を確認しようと思ったら、根に潜られたらしく、うんともすんともいわない。なんとか抜こうと頑張るが、見事にプッツン!
 2投目はちょっと方向を変えてキャスト。これも軽く根がかり。どうも根が多いらしい。遠投は厳しいのかと考え、とりあえず足元近くにキャスト。ここでScupをゲット。きわどいサイズであるが、とりあえず、キープ。そのあと、10cmほどのを1尾。これはもちろんリリース。そしてその後、さらに向きを変えてキャストをすると当たりとともに根がかり。これもまたプッツン(不幸)。
 悲しいかな、本日の重りを使い果たしてしまい、つりの続行は不可能か?という状態に。タックルボックスの中を探すと、ワーム用の重りを発見。とりあえずこれを付けて無理やりキャスト。軽くて飛ばないが仕方ない。重りをいくつか足してフルキャスト。
 すると、糸ふけを取る間も無く竿先に魚信が!なんだ、、、。。?結構、強い引きを感じる。おまけに水面で跳ねる、横っ走りをするとまるでストライプバスのよう。
 ついにきたかーーーーーーと思ったが、それにしてはちょっと引きが軽い。ストライプなら間違いなくリリースサイズである。色々詮索しながらも無事に釣り上げる。パッと見、40cmクラスの大アジか?と思ったが、よく見ると、うろこがあり、マスのような雰囲気も。これが噂のブルーフィッシュかとしばらくして思いだす。通常、表層から中層を泳ぐということなので、ブッコミ仕掛けでは釣り難いそうですが、重りが軽くなり、沈降速度が遅くなったのと、たまたま群れが通りかかったことの偶然が、この釣果に結びついたようです(幸い)。
 帰宅後、どのように食べるのがベストか?刺身で行けるかと調べてみるが、この魚の評価はあまり良くないというコメントが多く見つかった。
 そんな中、酢漬けというのがあったので、とりあえず半身を〆てみる事に。また、刺身はアジに似ているコメントがあったので、残りは普通に刺身で。
 結果、〆るよりも普通に刺身で頂いた方が、美味しかったです。味も悪くはありませんでした。オーナーの娘さん家族にも試食してもらいましたが、好評でした。ブルーフィッシュは刺身で行けます。
 ただし、身はやわらかく、刺身にし難い、また、刺身は早めに、凍結は避けたほうがいい(隣の家の釣りマニア情報)そうです。
陸っぱりから今年一番の大物!ブルーフィッシュ。

荒療治

 週末になるとやってくる、オーナーの娘家族。その旦那さんはベネズエラ出身の方。その旦那さんが、風邪を引きながらも先週末もやってきた。たしかに、声は鼻声で、ちょっと咳き込んでいた。
 その旦那さん。朝から一人、出かける模様。どこに行くのかと尋ねたら、海に泳ぎに行くとのこと。旦那さんの理屈によると、冬の風邪は毛布に包まり暖かくしながら家で映画を見て、夏の風邪はビーチで泳ぐことで、潮風による呼吸器系の回復と、太陽のエネルギーの全身浴による治癒力アップで治すとのこと。さすがはラテン系、やることが違うというか尤もらしいというか、妙に納得してしまいました。
 しかし、この荒療治のせいか、夕方の彼はぐったりとうなだれ、得意のバーベキューもぼーっと眺めているだけ。
 そして、1週間後の今週末、彼の声は、まだかすれていた。やっぱり風邪を引いたときの海水浴という荒療治は、あまり良くないようです。

2009年8月7日金曜日

環境教育

 ゆとり教育の中で,総合学習というのが出来たせいか,最近の水族館は体験型・参加型の環境教育が流行っている。当地でも同じような体験型の野外教室が数多くあります。
 たまたま,昨日はその一つである,ウッズホール水族館主催の野外教室に,さらわれるかのように参加することになりました。
 行き先は,車で15分ほどの河口。6月の終わりに子供の幼稚園で遊びに来た砂浜の裏手の湿地帯でした。前回,来た時には満潮時だったので,立ち入ることができなかったのですが,今回はその中に入って子供達に混ざって生物採集をすることに。河口とあってスジエビからヨウジウオ,さらにはカブトガニと色々な生物が獲れました。
 当地の住民でない我が家の車は,8月中は駐車場を利用できないので,9月になったら子供を連れてきてきたいと思います。

採集地点に到着。皆,網とバケツを持って思い思いの場所へ。












流れの縁の草の茂みが垂れ込んでいるところを一掬いしたら,この有様。ヨウジウオの使いとたくさんのスジエビ。スジエビなんかは釣り餌に最高ですね。











かわいらしいカブトガニ。ちょうと今が産卵期だそうです。親のカブトガニもこの干潟に入って来るそうです。











最後は,インターンの高校生アシスタントが大きな網で小魚を一網打尽。












採集した生き物は,水族館にインターンで来ている大学生のお姉さんが,それぞれの名称や特徴などを丁寧に教えてくれる。











そして最後は,楽しませてもらった生き物を逃がしておしまいです。

座礁

 職場前の海は,6月のブログ(http://maanago.blogspot.com/2009/06/blog-post_29.html)にも記しましたが,非常に潮の流れが強い。
 昨日(5日),1階のオフィスに行くと,何やら盛り上がっている。何かと思ったら,帆船が座礁しているとのこと。確かに,航路の端と思われるところに帆船が泊まり,旋回灯をつけたCoast Guard(保安庁)の船が数隻これを取り囲んでいる。
 今日の新聞によると,女性クルーによる女子学生(19歳)のためのセールトレーニングで,この間遊びに行ったケープコッドの南にあるMartha's Vineyard 島から,ウッズホール水路を抜けてBussards bayへ抜ける予定だったらしい。
 幸い,事故による怪我人は無かったようです。生徒さんにとっては,究極の訓練になってしまったことでしょう。
 聞くところによると,2~3日前にも座礁事故があったらしい。そういえば,ちょっと前にも,漁船がここで事故にあって,ドックで修繕しているのを見たっけか。

座礁した帆船(Unicorn号)














Martha's Vineyardで見たUnicorn号













先日,見かけた事故にあった漁船。この漁船は翌日日には,母港に無事?に戻ったとの事。

2009年8月6日木曜日

アメリカの小型底曳き網漁船

 さてさて,早朝の桟橋で大物を釣り上げる釣り人を見かけたのはいいのであるが,本日のメインイベントのホストが現れない。3時50分待ち合わせのはずなのであるが,時既に4時20分。。。風は無いのであれるが,霧がすごい。これはひょっとして中止か?それとも私の聞き間違え?せめて,携帯の番号だけでも聞いておくべきだったと反省し始めたころ,来ました船長。ただ単に,予定を変更しただけというのと,私の存在を忘れていただけとのことでした。。とほほ。
 さて,当地に来て念願の初の漁船への乗船。漁場は,片道約1時間とのこと。漁場に着くと,他にも7隻ほどの底引き網漁船が操業中。そのうち一番古いものは1925年建造のものとのこと。たしかに1隻だけ船型が他の船とことなる。
 漁場に着き,網を入れ引き始める。今日の漁場は水深75フィートから60フィート。こちらの単位は長さに関してはフィート( 0.3048 メートル)やファザム(1.8288メートル:6フィート),重さはポンド(0.4536kg)と使い慣れない単位だらけで物事をイメージしにくい。
 本日の目標はヒラメが300ポンドとのこと。MAではヒラメの漁獲量は1日に300ポンドまで,操業は週5回まで,1シーズンに漁獲して良い漁(TAC)は6000ポンドだそうです。操業期間は6月から8月にかけての約2ヶ月なので,まぁいい数字でしょうか?
 船長いわく,1時間20分網を曳くと,ちょうど300ポンドになるとのこと。ほんまかいなと思っていたら,見事にその通り,1網でほぼ3箱,約300ポンドのヒラメを漁獲していました。これで占めて700ドルだそうです。
 そして帰りがけにたい籠(Scup trap)を上げに行く。合計20籠を上げて70ポンドくらいの漁獲。こちらは今ひとつとのことでした。
 しかしヒラメの資源の多さにはびっくりさせられました。東京湾では,このようには行かないですね。帰りには,しっかりヒラメを2匹お土産に頂いてしまいました。また機会があれば別の漁法の時に乗船したいと思います。
 
本日お世話になったEQUINOX号














本日の漁獲物。大半はガンギエイの仲間。この中に,ヒラメが混ざっています。












帰りがけに揚げた「たい籠」。多い籠で30cmほどのタイが10尾以上入っていました。おそらく日本では見かけない漁法です。黄色い穴は,イリーガルサイズ(出荷可能サイズ9インチ未満)を逃がすための穴。










おまけ。ノバスカ灯台の沖を何度か通過することはあったのですが,これほど近くを通過する機会はありませんでした。さすがは漁船。

夜釣り

 水族館裏の桟橋(通称ドック)に,早朝4時前に出かける。そこで釣り人を発見。見学させてもらうと,活きたイカ(ケンサキの仲間?)を餌に泳がせ釣り。こんなところで何を?と思っていたら。しばらくして水音が,見事なストライプバスがかかっていました。こんなところでこんなものが釣れるとは,びっくりしました。

早朝なので,誰もいないだろうと思ったら,万国共通,魚のいるところには釣り人がいる。












数分の格闘で無事にランディングされた,ストライプバス。見事なキープサイズでした。