2011年11月25日金曜日

メバルはいずこへ・・・

急きょメバルが10尾ほど必要になり,浦賀の海で釣ることに。
6月に水中カメラを入れた際には,狙って撮影したかのように,次から次へとメバルが映りました。基本的にメバルは,根付きの魚なので,大きな移動はしないはず。自分の巣と決めたところを基点として夜間になると活動を開始する。ということで,15時過ぎから本格的に釣りを開始。しかし待てど暮らせど当たりがない。水面には,カタクチイワシの群れが,,,使っている餌はイカ。カタクチイワシがママの広場に売って無かったため,苦肉の策。日没直前に同僚に大きな当たりが!しかし切られてしまう。そういえばメバルが活発に活動を開始するのは日没直後くらいだったような。一気にテンションが上がる。しかし釣れない。とっくに日没は過ぎてしまった。あたりは真っ暗,おまけに雨が降ってくる。水面にはカタクチと思われる群れが何かに追われて逃げまどう音が時折激しく聞こえる。。。。メバルではないけど,スズキか何か,かなりの大物がいるようでした。が,時折あるあたりはフグ!もしかすると,メバルは巣を離れて全然見当違いなところで,索餌行動をしているのでは,とどんどん自分のしている釣り方に対して疑心暗鬼に。結局,メバルは釣れることなく21時にギブアップ。。。さぁ,困った。
翌朝,地元の漁師さんに相談!もしかすると安浦の市場にあるかもしれないという情報を得て早速安浦に。しかし,空振り。ここでは佐島の方では普段からメバルやカサゴを活魚で扱っているとの情報を得る。ついでに,今日明日は風が強いから入荷は無いと思うけどという重い一言も一緒に。
そういえば,佐島といえば玄関先に活魚水槽を構えている場所があるではないかと,そこへ電話するも知り合いがおらず。が,あきらめがつかず,電話に出られた方に,水槽内を確認してもらう。が,メバルはいないとのこと。うーーん。こまった。
とりあえず,東京に向けて車を走らせていると,同僚が・・・青森の知り合いがたくさんメバルを持っているとの情報を。
ということで,急きょ青森へ!!職場からクーラーボックスを引きづりながら,駅まで小走り。乗り継ぎがスムーズに,11時56分東京発はやて25号に滑り込みセーフ。15時19分新青森到着。って雪が降っているではないか!聞いてないよ!というまもなく,迎えに来た車に乗り,メバルのいる場所へ。
いましたいました,メバル達。早速,めぼしい個体を網ですくいクーラーボックスへ。
そして,ちょっと打ち合わせをして・・・・,帰りの時間もあるので余計なことは一切語らずに,淡々と用件だけを済ませ(やればこんなに手短にすむのかと我ながら感心)。再び車で新青森駅へ。18時14分発のはやぶさ6号にぎりぎりセーフ。なんと青森滞在時間2時間55分。市民ランナーあこがれのサブスリー!。外の寒さはいずこへ,気がつくと汗ばんでいました。
飛び乗った車両は6号車。自分の号車2号車。魚と水の入った重たいクーラーを引きづりながら2号車までの旅は,それはそれは長いものでした。京浜急行と違って新幹線の1両は長すぎです・・・。
飛び乗る前に購入した駅弁!1日頑張った自分へのご褒美に,1100円の津軽極弁当をチョイス。カニとイクラは良かったのですが,,,ウニが今一。。。と今さらぐちっても仕方がないのですが。
そして,無事に21時24分,東京に到着。そして21時40分品川着。メバルの生存を確認して,無事担当に引き渡し,ミッションが終了しました。
それにしても,あれほどいた浦賀のメバルはどこに行ってしまったのでしょうか??