2009年4月30日木曜日

エビ発見

 当地に来てから早2ヶ月,毎日のように水面を観察していたがなかなか生物を発見できず。そんな中,ついに昨日ウナギ池(Ell pond:ほんとにウナギがいるんかいって感じの名前)にて水中を泳ぐエビを発見しました。いよいよ海の中も春到来?次は早く魚の姿を見たいところです。
 春といえば,職場の近くにも桜を発見。
浅瀬を泳ぐ小エビ。釣り餌にしたら抜群?
日本庭園のような佇まい。水面に漂う花びらもまた好し!

2009年4月27日月曜日

釣り人発見

 こちらに来てから早2ヶ月が経過。この日曜日は,こちらに来てから一番の暖かさとなった。せっかくの好天なので,ちょっと足を伸ばして,ケープコッドの入り口の一つボーンブリッジまで足を運ぶ。
 ケープコッド運河は,大型船も行き来できる大きな運河で,潮の流れも関門海峡顔負けの勢いだ。そんな運河で釣り糸を垂れる人を発見。当地に来てから始めて見かけた釣り人。しかし釣れている様子はまるでなく,ときおり海草が上がっていました。話を伺うと狙いはBlackfishとのことでしたが,どんな魚かは結局わかりませんでした。
眺めは良好。沖合いには時折アザラシに姿も。
餌はカニ。
仕掛けは,胴付きの1本針。釣れて来るのは海草ばかり。しかし,潮が早いので,毎回まるで魚が掛かっているかのように見えてしまう。ここではBlackfishの他に,ヒラメなども釣れるそうです。

2009年4月26日日曜日

満開の桜

 3月下旬から4月にかけて,日本からのメールには桜が咲きそうとか桜が満開といったコメントが多く見られました。アメリカにもワシントンの桜のように,ところどころで桜を見れる場所があるようです。
 そして,ついに金曜日,車で移動中に満開の桜を発見。思わず車を停めて,しばらくその姿に見入ってしまいました。満開の桜を見ると心が和むというか,癒されるというのか,春の別れと出会いの刹那を感じるというか,色々と不思議が感情が沸き起こるのは,やはり日本人だから?
 車を停めてこのようなものをじっと眺めているのは,我々くらいのものでした。
日本の桜と全く一緒です。

大西洋の魚達

 今回は,西部大西洋北部,ジョージバンクと呼ばれる海域を中心とした調査に同行しました。日本で言うと,緯度的には北海道からその北の海域にかけてといった感じでしょうか?見たことのあるような顔から,新顔の顔まで色々と楽しめました。














シルバーヘイク,鍋にしたら,タラよりも美味しかったような気がします。取れた直後は,もっときれいな色をしているのですが,選別・測定等をしているうちにうろこがはがれてしまい,ちょっとぱっとしない色合いに。














レッドヘイク,30cmくらいで成長が止まる魚。これとそっくりなのにホワイトヘイクというのがおりそちらは1m近くまで成長する。見た目は今一ですが,いずれも白身で美味しそうな魚です。













しめ鯖にも兆戦!アメリカにはへリングピクルスというものがあるため,アメリカのスタッフにも受け入れられました。しかし,当たったら大事なので,思いってっきり〆てしまい,本当に酢漬けになってしまいました。また,使った酢が米酢でなかったため,後味がちょっといつものしめ鯖と違う印象になってしまいました。














ニシンの刺身,臭みがあると嫌われるかなと思い,半分はマイワシのように水洗いをして見る。が予想に反して,洗っていない方が人気があった。














多分,ニシンの子供。ニシンとマイワシは種が近いと思えば,これはシラスと同じ?ということで,生シラスに兆戦。選別の途中につまみ食いした方のが美味しかったとの感想。


北の海といえばタラ,写真からは分かり難いのですが,獲れたてのものは正に金色に輝いています。
念願のたらこ!今回は,タラの姿をかなり見かけたのですが,なかなか抱卵したものに遭遇することができず,たらこ作りはあきらめていたのですが,終了前日にとうとう産卵前の群れに遭遇。たらこ作りを体験することができました。しかし,たらこが大きすぎて,塩が中まで浸透しきらず,一部は失敗?という感じでしたが,試食した感じは,初挑戦にしてはなかなかのできばえでした。他の調査員の人たちは皆,これも刺身か!と一言。日本人はとりあえず何でも刺身にすると思っているようで。。。しかし,完成したばかりの生たらこはやはり美味しかった。

2009年4月14日火曜日

イースター

 土曜日11日は大雨のため,図書館でのエッグハントは中止となってしまいました。翌,日曜日はイースターということで,昼は,隣の家のからからブランチにお呼ばれ,夕食は職場の上司にお呼ばれとなった。
 日本では,クリスマス,ハロウィン,バレンタインなど,西洋のイベントを楽しむ習慣があるが,イースターは見かけた記憶が無く,どのようなイベントが行なわれるのか楽しみにしていた。
 イースターというのは,キリストが復活する日で,その化身としてウサギがやってくるそうです。でそのウサギは卵をプレゼント?として持ってくる。でもって子供達がその卵をハントするというものです。その卵の中にはキャンディーやチョコレートが入っていて子供達は大喜びというわけです。
 今日からまた10日間ほど海の上!さてさて,今回はどんな魚が獲れることやら。。。
カラフルなイースターエッグ。ゆで卵をペンとしたもの。きれいだけど,色が卵について食べ難い。。。
ウサギが持ってきてくれたプレゼント。イースターのウサギは,クリスマスで言うサンタ見たいな感じ。階段に置かれていたプレゼントに子供達はびっくり。
エッグハント。お呼ばれした家の庭や軒下の至る所に飴玉やチョコレートの入った卵型の入れ物が置かれている。これを子供達が探す。
うれしくて走り回りすぎて,最後は転んでしまい,集めた卵をばら撒いてしまった娘。
皆さん,貴重な体験を有難うございました。

2009年4月12日日曜日

移動性高気圧型

 こちらの人は,今の時期は雨季なんだよといっていましたが,実は,天気図と実際の天気の変わり具合を見ていると,日本でいう初春の移動性高気圧型(三寒四温)の天気と同じような感じです。確かに,晴れたと思うとすぐに雨が降る。時には,強烈に!暖かかったかと思うと冷える。しかし確実に暖かくなり,草木は緑色に変わっていく。やっぱりこれは雨季ではなく立派な春だ!
当地の春の訪れを告げるクロッカス。町のいたるところで見かけます。晴れの日はこのように花が開き













雨の日はこのように閉じています。














職場の前の海にある小島には,アザラシの家族?が居ついているようです。この日は4頭ほどいました。対岸が緑色にいるづき始りしめたら,いよいよ本格的な釣りシーズンの到来だそうです。






明日は,イースターデー。キリスト教が主要な宗教となるアメリカではとても大事なイベントの日だそうです。そのイベントの一つが今日(11日)に行なわれる予定だったエッグハント。しかし,雨でイベントは中止に・・・残念

天気の良い日の夕方に必ず姿を見せるようになったウサギの家族?どうやら我が家の敷地の中には4尾(2つがい)いるようです。

遡上は・・・・

 先週末,海辺のサイクリングロードで遊んでいるときに出会った,川を掃除する人たちの情報では,この週がヘリングの遡上の見ごろとのことだったので,金曜日(11日)の晩に出かけてみた。職場の人の話では,「遡上はもっと暖かくなってから,そうだなーいいとこ5月だよ」と言われていたので,確かに沿うかもと思いつつ川を覗きましたが,その方のいうとおり,まるで魚の姿はありませんでした。やはり早かった。
 その代わりといってはなんですが,きれいな月の出を見ることができました。子供もこれには大いに感動し,「宇宙がみえるー」と不思議なコメントを残していました。
写真では小さく見えるが,実際には,ものすごく大きく感じました。

2009年4月8日水曜日

備えあれば憂いなし

今週は,初っ端から非常自体が発生した。先週末,喉と耳に違和感を感じていた嫁さんが,月曜日になりいよいよ何も飲み込めないくらい喉の痛みを訴え始めた。当地に着てから約2ヶ月,ついに病院に行くときが来た。
プライマリードクターを持たない私達は,とりあえず大家さんの進めてで,緊急外来を受け入れてくれる地元の病院に行くことになった。
海外の病院は高額!との噂を聞いていたので,はたして今回はどうなるか?一応,海外保険には入ってはいるがどのように対応してくれるのか?とにかく心配山積みでしたが,とりあえず保険会社に電話をしてみると,とても丁寧に対応方法を教えてくれて一安心。
さらに病院に行ってびっくり。私達の英語力を見抜いてか,日本語OK,これがあるからと,受付の方がにこやかに対応してくれた。とりあえず待っている間に,保険会社に電話して対応方法を伺うと,保険屋さんが直接病院と交渉してくれ,一安心。何とも心強い。
そして診察が始まると,今度は先ほどの電話が登場。なんと同時通訳での診察が始まった。通訳無しでも大丈夫そうな質問しかなかったが,命に関わることだけに,やはり有り難いシステムでした。
結局原因は不明とのこと。薬の処方するので経過を見てくださいとのことでした。
そして最後に受付では,処方の内容と今後の対応方法について,ドクター自ら作成した英文を,ヤフーの翻訳ページで和訳したものを見せてくれた。直訳なのでとてもこっけいな日本語でかえって何が言いたいのか混乱してしまいそうでしたが,この患者に対する優しさに感動した次第です。
さらに薬局では,何かの書類を求められたがよく分からず,とりあえず保険会社に電話してその場で,電話を薬剤師さんに渡すと事無く,全てが終了。海外の保険というものがここまで至れり尽くせりとは本当にびっくりでした。おそるべし損保ジャパン!
立派な病院で,良い経験ができました。がもうお世話にはなりたくないものです。

アメリカのウナギ

 今週末,スーパーにて再び,ウナギアボガド巻きを発見。この際と思い,売り場の方に話を伺う。このウナギは一体どこ産なのか?とりあえず,このスーパーには冷凍のパックで届くと。そして,それはボストンから来ると。ボストンの商社は,なんと台湾からこのウナギを輸入しているとのことでした。
 なんとなんと,アメリカのウナギは実は,日本でもお目にかかることのある,台湾産だったのです。アメリカのウナギ,どこで漁獲して,加工しているのか興味深深でしたが,あっけない結末に終わりました。

川を掃除する人

 先のブログで,ウナギとニシンの仲間が遡上する川を紹介しました。このような川に本当に魚が上ってくるのか?疑心暗鬼でしたが,どうやら本当のようです。遡上の時期はちょうど今とのこと。
 日曜日は久しぶりの好天ということで,子供達を連れて,海辺のサイクリングコースへお出かけ。すると,この間紹介した小川のところで海草をせっせと集める人を見つけました。持ってかえって肥やしにでもするのかなーと思っていたら,実は,先日の春の嵐のせいで,川に多量の海草が流れ込み,川の流れをさえぎりかけていたのを片付けているとのこと。
 ちょうどこの時期がへリングの遡上の時期になるために,川の掃除をしているとのことでした。話を伺うと,見るのであれば,今週末が満月なのでちょうど見ごろとのこと。遡上は日没後に行われるそうです。この川に遡上するのはブルーバックへリングという種類だそうです。川によって遡上する種類が変わってくるそうです。
 是非,今週見に行ってみたいものです。
何やら怪しげな人たちが。。。
実は川の掃除をしていました。女性の方は学校の先生だそうです。

2009年4月4日土曜日

梅雨?

 ここ数日,雨の日が続いている。まぁ雨の日の方が暖かいので悪くは無いが,自転車通勤ができなくなるのがちょっとつらい。当地は,冬の次は春ではなくレインシーズンが着てそれが過ぎるといきなり夏の訪れとなるそうだ。レインシーズンと言っても日本の梅雨とはちょっと異なり,梅雨前線(停滞前線)が停滞するというような感じではなく,やたらと低気圧が発生するという感じである。低気圧ができて,南から湿った空気が入り込み,冷たい海面で空気が冷やされ,霧が発生する。ということで,雨だけでなく,霧もすごい。
昼時,霧で視程は100m未満。
が,夕方には,きれい霧が晴れ対岸まで見渡せるようになりました。水は澄み,とてもきれいな海なのですが,ここにきてからまだ一度も岸から海を泳ぐ魚を見かけていません。

アザラシ

 こちらに来てから,ウサギ,リス,イルカ,スカンク(死体)などの野生動物を見かけてきましたが,今週は職場近くの海でアザラシを見かけた。当たり前ではあるが,近づいたらそれにあわせて徐々に遠ざかり,結局,遠目でしか眺めることができませんでした。
遠くに見えるのは岩ではなくアザラシです。
こちらを伺うアザラシ。アップにすると確かにアザラシ。数年前に多摩川をにぎわせたタマちゃんを思い出します。