今回は,西部大西洋北部,ジョージバンクと呼ばれる海域を中心とした調査に同行しました。日本で言うと,緯度的には北海道からその北の海域にかけてといった感じでしょうか?見たことのあるような顔から,新顔の顔まで色々と楽しめました。
シルバーヘイク,鍋にしたら,タラよりも美味しかったような気がします。取れた直後は,もっときれいな色をしているのですが,選別・測定等をしているうちにうろこがはがれてしまい,ちょっとぱっとしない色合いに。
レッドヘイク,30cmくらいで成長が止まる魚。これとそっくりなのにホワイトヘイクというのがおりそちらは1m近くまで成長する。見た目は今一ですが,いずれも白身で美味しそうな魚です。
しめ鯖にも兆戦!アメリカにはへリングピクルスというものがあるため,アメリカのスタッフにも受け入れられました。しかし,当たったら大事なので,思いってっきり〆てしまい,本当に酢漬けになってしまいました。また,使った酢が米酢でなかったため,後味がちょっといつものしめ鯖と違う印象になってしまいました。
ニシンの刺身,臭みがあると嫌われるかなと思い,半分はマイワシのように水洗いをして見る。が予想に反して,洗っていない方が人気があった。
多分,ニシンの子供。ニシンとマイワシは種が近いと思えば,これはシラスと同じ?ということで,生シラスに兆戦。選別の途中につまみ食いした方のが美味しかったとの感想。
北の海といえばタラ,写真からは分かり難いのですが,獲れたてのものは正に金色に輝いています。
念願のたらこ!今回は,タラの姿をかなり見かけたのですが,なかなか抱卵したものに遭遇することができず,たらこ作りはあきらめていたのですが,終了前日にとうとう産卵前の群れに遭遇。たらこ作りを体験することができました。しかし,たらこが大きすぎて,塩が中まで浸透しきらず,一部は失敗?という感じでしたが,試食した感じは,初挑戦にしてはなかなかのできばえでした。他の調査員の人たちは皆,これも刺身か!と一言。日本人はとりあえず何でも刺身にすると思っているようで。。。しかし,完成したばかりの生たらこはやはり美味しかった。
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