2009年4月8日水曜日

備えあれば憂いなし

今週は,初っ端から非常自体が発生した。先週末,喉と耳に違和感を感じていた嫁さんが,月曜日になりいよいよ何も飲み込めないくらい喉の痛みを訴え始めた。当地に着てから約2ヶ月,ついに病院に行くときが来た。
プライマリードクターを持たない私達は,とりあえず大家さんの進めてで,緊急外来を受け入れてくれる地元の病院に行くことになった。
海外の病院は高額!との噂を聞いていたので,はたして今回はどうなるか?一応,海外保険には入ってはいるがどのように対応してくれるのか?とにかく心配山積みでしたが,とりあえず保険会社に電話をしてみると,とても丁寧に対応方法を教えてくれて一安心。
さらに病院に行ってびっくり。私達の英語力を見抜いてか,日本語OK,これがあるからと,受付の方がにこやかに対応してくれた。とりあえず待っている間に,保険会社に電話して対応方法を伺うと,保険屋さんが直接病院と交渉してくれ,一安心。何とも心強い。
そして診察が始まると,今度は先ほどの電話が登場。なんと同時通訳での診察が始まった。通訳無しでも大丈夫そうな質問しかなかったが,命に関わることだけに,やはり有り難いシステムでした。
結局原因は不明とのこと。薬の処方するので経過を見てくださいとのことでした。
そして最後に受付では,処方の内容と今後の対応方法について,ドクター自ら作成した英文を,ヤフーの翻訳ページで和訳したものを見せてくれた。直訳なのでとてもこっけいな日本語でかえって何が言いたいのか混乱してしまいそうでしたが,この患者に対する優しさに感動した次第です。
さらに薬局では,何かの書類を求められたがよく分からず,とりあえず保険会社に電話してその場で,電話を薬剤師さんに渡すと事無く,全てが終了。海外の保険というものがここまで至れり尽くせりとは本当にびっくりでした。おそるべし損保ジャパン!
立派な病院で,良い経験ができました。がもうお世話にはなりたくないものです。

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