2009年11月30日月曜日

子連れディズニーリゾートは大変 その2

ディズニーリゾート2日目は、、、Animal Kingdomへ。キャッチフレーズは「冒険が待ちうけている」 。しかし子供たちを待ち構えていたのは、ダック!リス!などの小動物があちらこちらに放し飼い?というか居ついている?テーマパーク。

とにかくあちこちに小動物がいて、そのたびに子供たちは大興奮。まったく前に進まない。。。お父さんは見所のアトラクションのファストパスを入手して、あそこに並んで、次はあそこに。。と計画していたのに、まったく無意味に!







とりあえず、最初の目的のアトラクションキリマンジャロサファリに。小動物に興奮していた子供たちも大喜び。












いくつかのアトラクションを経て、ファインディングニモミュージカルに。魚好きの子供たちは釘付けに。












そして、パレードはというと、なんか今一迫力に欠ける印象。子供たちにはそれなりに受けていましたが。。。












カリ・リバー・ラピッドはこれでもかというくらいずぶ濡れに!しかし子供は大喜び、続けてファストパスを取り、2回乗ることに。さすがにフロリダとはいえ、ずぶぬれになると夕方はかなり寒く感じます。










そして、これは見ておかなければとライオンキングのショーを見に行く。時刻は17時45分。3歳半の息子は大音量の中で爆睡。。。娘はそれなりに楽しんでいたようです。
しかし、終わる頃には疲れて歩けなくなった子供たち。









が、、ホテルに戻ると再び夜のプールへ。。。娘にとってはここが一番のアトラクションのようでした。しかもプールサイドでは映画の上映までしていました。まさに不夜城のディズニーリゾート。


















子連れディズニーリゾートは大変 その1

 オーランド駅に到着!しかし、駅からホテルまでのディズニーオフィシャルの交通手段がない。結果的に55ドルのタクシーを利用する羽目に。。。空港からなら無料の送迎があるのに。。。。



そして、無事にホテルに到着。しかし、そのホテルの広いこと!地図の見方を間違えて隣のホテルに。。。なんとか無事に部屋に到着。そして、早速パークへ向かおうとしたのですが、ホテルのプールを見つけた子供は目先のにんじんに夢中となってしまい、結局プールで1時間ほど泳ぐ羽目に。。。









そして、夕方東京ディズニーランドのモデルとなっているMajic Kingdomへ。ホテルからバスでの移動となるのですが、所要時間約15分。しかもタイミング悪く30分近く待つ羽目に。。。パークに着いたのは日没間近となってしまいました。




到着後、さぞかし子供が興奮してくれるかと思いきや、意外と冷めた状態。もっとプールで泳ぎたかったと繰り返す子供を説き伏せて、アトラクションに並ぶ。サンクスギビングデー前の休みとあってかなりの込み具合。というより、なんか東京ディズニーランドよりも狭いのではないかという印象。20時過ぎには子供たちが意識を失い始めたので帰ることに。帰る直前に撮った写真には、パレードを待つ人たちの姿が。。21時からのパレードそして22時からの花火って子供にはちょっと無理!!といったスケジュールのMajic Kingdomでした。

鉄道に乗ってフロリダへ行こう!その2

ニューヨークからフロリダのオーランドまでの旅が、今回の旅行の中の大きなイベントのひとつ、寝台列車「Silver Meteor号」での移動になります。

これがそのチケット。座席でボストンからフロリダまで家族4人で移動すれば飛行機1.5人分の料金で済むのですが、子連れということで、奮発して寝台を選んだ結果、飛行機4人分の料金を超えてしまいました。日本の寝台特急と異なり、オール個室となっています。ちなみに、2部屋同時に取ったにも関わらず、二つの車両に部屋が分かれてしまい困っていたところ、客室乗務員の方が、機転を利かせて2部屋を並びにしてくれ非常に助かりました。












出発の約20分前から乗車開始。12番ホームからの発車でした。ホームに下りるエスカレータの入り口でチェックインとなるため、チケットがないとホームには降りれないシステムになっています。











部屋の入れ替えなどがあり、出発前に列車の全貌を見ることができなかったのですが、最初の時間にゆとりのある停車駅(Trenton)で写真撮影。このあたりは複々線で、高速列車や長距離列車と、各駅停車が分けられていました。










こちらが、寝台車内の通路。中央に通路でその両脇に寝台個室があります。


















寝台車は2階建てという話もありましたが、実は1階建てでした。2階の窓は、寝台をセットした際に2階に寝る人のためようでした。昼間はこのように、ベットが上に上がり下のソファーに向かい合わせて座ります。ちなみに、下のソファーが中央にスライドして1階のベットになります。イメージとしては日本の寝台特急583系と同じような方法です。大柄の欧米人にはちょっときついのではないか?といった感じです。













各個室には、トイレもあります。においが気になるかと思いましたが、バキューム式のためか、一切気になりませんでした。

















寝台車の各車両には、シャワールームもあります。


















また、コーヒースタンドもあり、コーヒー、ジュース、ボトルウォーターが自由に飲めます。


















さらに、うれしいことに寝台車の利用客には食事が着いてきます。まずは、夕食。前菜、ステーキセット、そしてデザートまでもついてきます。とてもリッチな気分!そもそも食堂車での食事など初めてのことでとても楽しく頂きました。
















デザートのケーキ。アイスクリームも選べます。ちなみに、一番のお勧めはチーズケーキでしょうか?そして、食事中に突如停電。実は、ワシントン駅に到着して機関車の付け替え作業による電源の切り替えによるものでした。











夜のワシントン駅。本当は機関車の付け替え作業を見たかったのですが、食事と重なってしまい、見逃してしまいました。残念。











こちらがダイニングカーの様子。昔は日本の長距離列車には普通にあったのですが。。













かなり古い車両ではありましたが、車窓を眺めながらの食事は格別でした。一方で、最高時速が120kmというかなりのスピードでの走行になるため、時折揺れが激しく、ちょっとしたアトラクションに乗りながら食事をしているような気分になるときもありました。








こちらが朝食。















朝食が終わったところで、Jacksonvilleに到着。ここでは給水のために25分停車。やっと列車を先頭から眺めることが出来ました。












到着が12時台だったため昼食はついていないだろうと思ったら、昼食付きとのこと。昼が無いと思い、遅めの朝ごはんを子供の食べ残しまで目一杯食べていたため、やや食べ疲れ気味の昼食になってしまいました。










これがSilver meteor号の食事のメニューになります。











そして、定刻の12時55分にオーランドに到着。こちらの鉄道は1時間2時間の遅れは当たり前と聞いていたので、定刻の到着にちょっと驚く。気持ちとしてはもう少し列車の旅を楽しみたかっただけに残念でした。

途中、雨が降ったりと天気を心配ましたが、オーランドは見事な晴れでした。

2009年11月29日日曜日

鉄道に乗ってフロリダへ行こう!その1

11月26日はサンクスギビングデーということで、アメリカの学校はこの週はちょっとした連休となります。この休みを利用して、帰国前の最大のイベントとしてフロリダのディズニーリゾートへ向かうことになりました。色々ともたついているうちに、適当な飛行機の予約が取れず、試行錯誤しているうちに鉄道の旅を取り入れれば、なんとかなるということで、行きは陸路、帰りは空路という選択をすることになりました。
 こちらにきてからまともな鉄道に一度も乗らずにいたので、この旅行は釣り好き兼鉄道好きの私にとっては願っても無いチャンスでもありました。
 まずは、ケープコッドから最寄の駅となる、コミューターレール(Commuter Rail)のオールドコロニーライン(Old Colony Lines)のMiddleborough/Laleville駅へ車で向かう。駅に1週間車を駐車することは出来ないとのことだったので、駅近くの友人宅に預けさせてもらいました。
約2200kmの旅の始まりMiddleboro駅。土曜日の始発(6時50分発)ということで、駐車場はがらがら、もちろん車内もがらがらでした。












Commuter Railの車内。2列3列シートで先頭車両と最後尾車両を除き、すべて2階建て。かなりワイドです。












切符は車内で購入。購入すると行き先を示した付箋が座席に挿されます。平日のラッシュアワー時もこんなのんきなことをしているのでしょうか?ちなみに、この駅からボストンまでは大人二人で15ドル50セント。バスよりもかなり安いです。










ボストンサウスステーションに到着したCommuter Rail。いきなり15分以上の遅れでの到着でした。












ボストンサウスステーションの出発到着案内の電光掲示板。自分の乗る列車が何番線から発車するかは、出発直前の乗車開始(Now boardng)の状態になるまでわかりません。日本の鉄道のシステムに慣れているとなんとももどかしく感じます。
こちらがアメリカ版新幹線acela号。てっきりこれに乗るのかと思っていたら、実はこれより格下のregional号でした。
こちらは、ワシントンから到着したregional号。先頭の電気機関車HHP-8は日本の最近の電気機関車と似て角が無くスマートな形をしています。最高約200kmで走行します。
こちらが我が家がお世話になった9時35分発のregional号ワシントン行き。上野駅の寝台特急の入線時に見られる、推進入線の方式で入線してきました。


駅で待っていると、子供たちには、クレヨンと塗り絵が配られました。こういうサービスは、レストランでも良くみられました。子供を無理やり黙らせるのではなく、静かにできる環境と与えるというのがこちらの方法なのでしょうか?親としても有難いです。

検札後は、Commuter railの時と同じように行き先を示した付箋が座席上の網棚のところに挟まれました。 ちなみにreservation ticketだったので座席指定かと思っていたら、自由席でした。指定席車両というよりも日本のホームライナーに見られるような座席整理券といった感じです。







regional号で使用される車両AmfleetⅠには、各座席にコンセントが配置されていました。










各座席のシートには、飛行機のように安全のしおりが入っています。









列車には売店付きの車両があり、サンドイッチなどの軽食やコーヒーなどの飲み物を車内で購入することができます。






AmfleetⅠの車内の様子。2列2列シートで必ずしも広いとはいえません。これは、同路線のトンネル構造が狭かったため、このサイズの車両で運行されているそうです。Commuter railの方が車両のサイズが大きいというのは残念です。



進行方向に向かって左手ではしばし海を眺めることができます。これはNew London駅からの眺め。港にはアメリカでいう海上保安学校練習船と思われる帆船が見えました。





間もなく、ニューヨーク!マンハッタンのビル郡が右手に見えてきました。




途中、船の通過のために橋が上がってしまうなどの臨時停車(織り込み済み?)があったものの、若干の遅れで無事にニューヨーク・ペンシルベニア駅に到着しました。 アメリカの鉄道は日本のように改札口がないので、このように乗り換え待ちの間にも自由に待ちに出ることができます。

2009年11月21日土曜日

古い本

 今日は、日本からのお客さんの案内で、1日ウッズホール研究所見学。日本では、武将達が国盗り合戦をしていたころ、西洋ではこのような立派な図鑑が作られてました。
 450年前の生物図鑑。表紙は板を牛皮で覆ったもので出来ています。
















当時の科学者たちが、船乗りなどから必死になって聞き集めた情報を基に作成した未知なる海の生物たち。













一方で、比較的身近なところにいた、ウナギはかなりリアルで本格的でした。しかし上あごが下あごよりも出ているところはちょっとアナゴチックですが。。






こちらは、アナゴと思われる絵ですが、やはり海の生物の方は、捕獲しやすい淡水の生物よりちょっとリアルさにかけます。




陸上の動物たちは、本当にリアルに描かれていました。一方で、海はというと、沖合いに行けば行くほど、生息水深が深くなればなるほど、想像の割合が増えていました。今でこそ、北極点の海底にたどり着けるにようなりましたが、当時は海というのは簡単には行くことのできない、未知なる世界だったということを感じました。

一方、午前中に見学したWHOIには、10000mまで潜れるような潜水艇があります。こういうものがあるということは、すなわち海の中というのは、今だに未知なる部分が沢山あるということです。