航海から戻りちょっと生活時間がいつもとずれ気味ななか、急遽紅葉狩りに出かけることになりました。職場の方から、ケープコッドの海も良いけど北部の山も良いと勧められ、山なら紅葉の時期にと思っていたところ、北部はすでに紅葉が終わりかけているとのこと。さらに、先週末、ボストンは雪ということで、あまり遅くに山への観光はちょっと怖いなということで、昨日、今日と泊りでのニューハンプシャー州への旅に出かけてきました。
ニューヨークに引き続き手がかりはというと何も無し!唯一、職場の友人のボストンから93号線をとにかく北に走ればなんとかなるの言葉を信じて出発進行!
そしてたどり着いたのは、North Conwayという町。なぜここにたどり着いたかというと、秋の山の楽しみ方を知らない私たちは、とりあえず高速道路沿いのVisitorセンターでひたすら情報を集め、子供連れで紅葉を楽しめそうなイベントは?それなら、鉄道の旅が良いのではと勧められ、いくつかのパンフレットをあさり、値段と運行スケジュールからConway Scenic Railroad というのを選びここまで来たのでした。ちなみに北上しすぎたため、紅葉のピークはとっくに過ぎ去った後とのことでした。
土曜日は土砂降りであったのと到着が夕方であったため良くわからなかったのですが、まだ、町にはかなり紅葉が残っているような印象でした。
日曜日。駅にて切符の販売を待っていると。何やら汽笛が!なんとお目当ての蒸気機関車が付け替え作業の真っ最中。しかもターンテーブルにて方向転換。これには私も息子も大興奮!間近でみる生きた蒸気機関車と現役のターンテーブル。これだけでもここまで来た甲斐があったというものです。
方向転換終了後、客車の列の先頭へ回送される蒸気機関車。接近するにしたがって、線路がきしむ音やシリンダーの音、蒸気の音など蒸気機関車の息吹というものを手の届くほどの間近で見れたことにただただ感激。
やはり紅葉は終わり?落ち葉の中で出発を待つ蒸気機関車。1974年からここで働いているそうです。
SLが煙を吐く音やシリンダーやピストンの音が心地よく響く列車の旅というのはなんとも趣がありました。
紅葉は終わったとはいえ、車窓からの景色は、それなりに晩秋の高原を楽しむことが出来ました。
帰りに通ったKancamagusハイウエイ(112号線)の最高点程近いところの展望台からの眺め。下のほうには若干の紅葉が見られます。ちなみに、土曜日にここを通過したときには雪があったのですが。一晩たったこの日はすでになくなっていました。
1 件のコメント:
ぎょしんさん
泊りがけでおでかけとはなかなかやりますね。ぎょしんさんのエネルギーを見習わねば。イカのほしものも大変、美味しそうです。イカ刺しも大変美味そうです。わたしは、この一ヶ月ほど、週末ゆっくりするひまもなかったですが、学会の準備もほぼ終了し、すこしは心が楽になっています。また、中華バイキング行きましょう!
河童
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