2009年10月3日土曜日

サンプルを食べよう

 木曜日,先の航海で採集したサンプルの同定を行いました。アメリカのアナゴは何を食べているのか?

その答えは,開けてびっくり,大きなカニと10cm近い小魚でした。なかなかの大食漢!です。












こちらは,蛸。同定が終わり,ゴミ箱に捨てられそうになっていたのをお願いして譲って頂きました。ゆでたらちゃんと脚が丸まりました。東京湾の蛸と一緒です。











ということで,本来は廃棄処分となるサンプルを頂き,食べることに。但し後日,その結果を報告するという条件で!食卓だけを見ると,とてもアメリカとは思えません。イカ肝のしょうゆ漬け,サワラの塩焼き,そして本日メインのアナゴの煮付け,それと蛸。アナゴは東京湾と比較すると明らかに身が硬い。これは生息環境の違いによるものかと思います。以前アナゴ研究会なる研究会で,生息場所によってアナゴは味が変わるという報告がありましたが,やはり深いところから採集したアナゴは身が硬いのでしょうか?蛸は,日本で食べる国産の蛸とさほど変わらない味がしました。やはり地産地消すれば,外地の蛸も美味しいのかもしません。

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