2008年3月15日土曜日

活気づく引揚桟橋

 昨日は,夕方から寒冷前線の通過に伴う驟雨に振り回された1日でした。移動中はことごとく驟雨に当たり,靴もズボンもびしょびしょになりました。気温も17度くらいまで上がり,電車の中は梅雨時期のような湿気を感じ汗ばんでしまいました。これだけの雨と風と気温の変化があれば,海の中も少しは動きがあるかな?と思ったら,今日の引き上げ桟橋は今年一番のと言ってもいいくらいの活気を見せていました。


久しぶりに?活気付く引き上げ桟橋。

 引揚桟橋を訪れたのは16時過ぎ。このときで10人近くの人たちが釣りをしていました。グループにすると4グループくらいでしょうか?釣果はというと,カレイの入ったバケツが3つ,ビク(魚篭)が1つと,とにかくカレイが目に付きました。サイズは25cmから30cmくらいのものとまぁまぁと言ったところでしょうか?ある釣り師の話では,「浦賀港で釣れるカレイは30cm止まりなんですよ。」ということだったので,今日,釣れていたサイズは妥当なところなのでしょか?大きなカレイを釣りたければ,の方が良いとのことでした。

小学生釣り師のバケツの中にはカレイが2匹

 ガット船岸壁の方でも7名程の人が釣りをしていましたが,カレイ狙いの人は,全く駄目とのことでした。大きなクロナマコを釣られていました。放置されたクロナマコ。持って行ってもいいよといわれたのですが,あまりのでかさにちょっと引いてしまった。。。。そんな中,3月3日に見かけた小学生エギング師が今日も を上げていた。シャクリ方はもちろん,使っている道具から,服装までまるで釣り番組に出てくる名人を縮小したような感じ,ただただ関心させられます。個人的に小学生名人と呼ばせてもらいます。

 さらに,県道浦賀港線沿いでも,投石の上に釣り座を構える人が2名いました。思わず近づいて話を伺ってみましたが,お二方ともまるで駄目とのことでした。ここにつり座を構えるのことが可能になるのは,引潮のときだけなので,潮のせいで駄目なのか?それとも最近の工事のせいで魚が散っているのか?よく分かりません。

かつてコンクリートの桟橋の名残があった場所。現在は投石による石の山が干出する。その上に座を構える釣り師。

 潮が引いているついでにちょいと浦賀の干潟で潮干狩りを。目の前には,大きな鳥が一羽。子供は,フラミンゴがいると喜んでいましたが,アオサギのようです。なんの道具も持たず,拾った石片でほじくり返すこと20分ほどでスーパー1パック分ほどのアサリが採れました。ここは本当にアサリが多い。

干潟に佇むアオサギ。子供的にはフラミンゴ?

立派なアサリ。砂出し中!

 今日は久しぶりに多くの釣り師を見かけることができました。その主な人たちは投げ釣りでした。その中で釣れている人が集中していたのが引き上げ桟橋。昨日の雨で浦賀港の奥の方は河川水が流入して環境が変化し,それに追われるように,ちょうど引き上げ桟橋前あたりにカレイのポイントが形成されていたのかもしれません。今後も情報を収集しながら,いずれは自分の釣りに役立てたいところです。

 浦賀港周辺地区再整備は今日も行われていました。今日はいつもと違い,10トンほどの作業船が岸からメジャーで距離を測りながらあるところの水深を測っているようでした。夕方みると,青い旗竿が2本並びで入っていたので,おそらくこの1週間の投石作業の確認のようなものを行い,マーカーを設置していたと思われます。この付近の海底は今一体どの様に変化しているのでしょうか?

測深中の作業船。


夕方には,こんな竿が入れられていました。

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