出張でアナゴ漁業資源研究会なるものに参加してきました。今年で11回目とのこと,演題も20件を数え,アナゴ関係の仕事をしているものとしては,とても興味深い内容でした。
そこで問題,アナゴは夜行性なのか?
東京湾で盛んなあなご筒漁であるが,これは14時に港を出港して漁を行います。15時にはあなご筒は海中に投入されるのですが,どうも,20分から30分後には筒にアナゴが入るようです。アナゴって夜行性ですよね確か。。。。浦賀の陸軍桟橋でも初夏に夜な夜な,イカやイソメ,カタクチイワシでアナゴが釣れますが,いずれも夜です。アナゴとカレイが共存していそうな海域で昼間にカレイ釣りをしていると,アナゴが釣れることはほどんとないとのこと。。。(まれに在るようですが。。。http://plaza.rakuten.co.jp/pukutarou/diary/200607300000/)。
たしか,アナゴに発信機をつけてその行動を調べていた京都大学の生物圏情報学の学生さんもマアナゴは夜行性と言っていたような。。。。
海の中はまだまだ不思議がいっぱいです。一緒に仕事をさせて頂いている漁師さんも言っています。毎日が勉強ですと。。。
出張がおわり,職場によらず直帰,久しぶりに普通の時間に家に帰りました。叶神社で酉の市が開かれていました。浦賀に住んで5年が経ちますが,初めてみました。こじんまりとしたお祭りですが,いい雰囲気のお祭りでした。
浦賀の海はというというと,誰もいない涼しげな海でした。さてさて今週末はどんな魚がつれているかな?
0 件のコメント:
コメントを投稿