そして昼前に風が出始めたかなと思ったら、積乱雲が帯状に発達して、陸に上がった頃には強風とともにスコールのような大粒の雨。それが過ぎたらまたぴたりと風がやむ。そして午後からはべた凪の海上で仕事とまさに天は私たちに味方してくれたようです。
この時期館山湾はかつお一本釣りの漁船でにぎわいます。これらの漁船は、撒餌に使うカタクチイワシを買いに来ているのですが、今年はそのカタクチイワが不漁のようです。餌屋さんも餌の確保に苦労しているそうです。確かに湾内に鳥の群れが見られません。ヒラメを狙っている人の話でも、今年は湾内にカタクチが入ってこないので、ヒラメも釣れないとぼやいておりました。ヒラメもカタクチの群れを追って湾内に入ってくるそうです。はたして今年の浦賀には、カタクチイワシの群れは入ってくるのでしょうか?来てほしいものです。
最近では、弓角を使ったサーフトローリングなるものが流行っていますが、今回はこんなものも発見しました。これらはメカジキの角から作った角になります。狙う魚によって、牛、鹿、鯨、貝、と使い分けるそうです。先日は、この角の達人にワラサを差し入れして頂きました。このような物を作る名人に釣りの話を聞くのは、非常に奥深く、興味が尽きません。
3 件のコメント:
魚紳様
なぜ角で魚がつれるのですか?
疑似餌ですか?
かっぱ
私もそちらの専門ではないので分かりませんが、これらの角にさらに着色した鳥の羽などをつけて水中で引くことで、魚のように見えるようです。ようはご指摘の通り疑似餌です。魚によって角を使い分けたり、同じ角でも濡れた際の色の変わり方に差があり、釣れ方が変わってくるなど、この辺のウンチクは名人の領域でないと語れません。
へーーー、面白いですね。
角というのは凄いですね。
古い漁法なんでしょうか?
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