
佐原といえば日本でも代表的な大型河川の利根川があり多くの水田があります。30年ほど前は,至る所に葦が生い茂り,ニホンタナゴ(おしゃれタナゴ)や鮒,鯉が至るところで見られたのですが,最近は開発のため葦はなくなり,生態系はブラックバス,ブルーギル,アメリカナマズにその勢力を奪われてしまいました。特にここ最近はこのアメリカナマズが入れ食いだそうです。

水郷地帯にはやはり水田が広がります。


水田のあぜ道を歩くと,今度は至る所にカエルの姿が見られました。このカエルも最近の用水路の整備のために吸盤の無いトノサマガエルが大幅に数を減らしているそうです。確かに見かけたのはほどんとがアマガエルでした。

ちょうど水田の水を落とし始めたこの時期は,水路の水位も下がり,場所によっては干上がっています。そのため,限られた水場には,どじょうやメダカ,おたまじゃくしが高密度であつまり,取り放題でした。メダカなどは地域によっては絶滅危惧種といわれていますが,まだまだいるところにはたくさんいます。

最近できたさわら水の駅。さすがに農業の盛んな地域だけあった,野菜や果物が手ごろな値段で売られていました。我が家もメロンや桃,トマトなどを思わず購入してしまいました。

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